パイプベンダー

何でもいいから作れそうな物は作ってしまおう！と言うことで今回はパイプベンダー。
何かと言うとパイプをただ単に曲げるだけの物である・・・(^^:
ヤフオクで売っているけど最低でも2万以上してしまう。そんなもんに大金は出したくないぞ！
※　一時マジに考えたときもあったけど（；¬＿¬）
まったく興味の無い人にとっては無用のものだ！

今回買ってきた材料は建築材料売り場にある鋼材　4.5mm×50mm×1820mm　を２本（1本\510）
それと溶接棒が少なくなってきたので低電圧用　1.6mm　500g（\1080）
2tの油圧ジャッキ(\1312）
大まかなサイズでイメージした感じで材料をグラインダーで切り出す。
それを左右の間隔だけ測って（適当だけれど）溶接していく。



右上の画像の所でマイキーさんの工場へ遊びに行き上部にボール版で13mmの穴をあける。
寄ったついでに工場の中をあさり使える材料をもらってしまう。
マイキーさんにお願いしてジュラコン棒を旋盤で中ほどをくぼむ感じで削ってもらう。
帰ってきて下部を溶接する。
ちなみにジャッキ上部に乗っているものはパイプの径にあわせて削って作ったシューだ。
これが無いと始まらないのだ。確か重量用戸車で1個\1500くらいだったような？
半年以上前から考えていた物だから確かな金額は覚えていない。



左のようにシューとジュラコンの間にパイプを差し込んでジャッキの油圧をかけていく。
そうすると右のように軽い力でパイプを曲げていけるのさ！



けれどこの手のパイプベンダーは潰れてしまうのと曲げても60度くらいが限界のようだ。
ただ、前にバランサーを作ったときはパイプの中に砂を詰めて曲げたい部分をバーナーであぶり
「ギュギュ〜ッ！」と曲げていた。角度もあやふやだったし。
そのことを考えればかなりの進化だ。油圧の力で微妙な角度もつけられる。
今回は19φのパイプを曲げたのだが25φ位までは曲げられそうだ。



続いてせっかくパイプが曲げられるようになったのだからパイプの合わせ部分を楽に溶接したい！
と言うことで16φの鋼棒をグラインダーでせっせと削っていく。
これをパイプの中に差し込んでプラスチックハンマーでたたいてみる。



この削った物を中に入れてたたくと中心部分がつぶれないんですよ！
前に何もいれずにたたいたら中心だけベッコリと瓢箪型につぶれてしまいました。
う〜ん、これは我ながら感心してしまいました！



どうしてこんなもん作るの？と思う方もいるでしょう。
それはただパイプ同士を直列に溶接するのなら簡単なんだけれど、直角につけるのがむずかしいんですよ。
半自動溶接機でもあれば簡単なんだけれどなんせＨＣで\5980で買ったアーク溶接機なもんで・・・

こんな感じになります。
丸パイプだとアールに沿って細かく削っていかなけれ
ばならないし、また溶接するにも曲線より直線の方が
楽なんです！

これで物造りの幅が広がります。
と言ってもあまり作りたいもんが無いんだけれど・・・

まぁ、\3000かからずにで作れて3日ほど遊んでしまった
ので安い遊びだったと思う。




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