XR100モタードのリアスタンド

XR100モタードのリアスタンドを作ってみました。
材料はいつものようにホームセンターで売っている鉄パイプ（メッキパイプ）。
買ってきたのは19φと22φの2種類。
当初はフロントスタンドを作ろうと思って買ってきた材料だったがXRのフロントフェンダーが三又にボルトオンに
なっている為、急遽リアスタンドに変更しました。

一般的に売られているスタンドだと受けがアクスルシャフト前後にきてしまうので整備性に不満がありました。
それならもっと前の方に移動してしまおう！
持ち上げる部分のスイングアーム間での高さとタイヤが持ち上がる高さを測って材料を切り出していきます。



値段の割には活躍してくれている１００Ｖアーク溶接機。
切り出した材料を溶接していきます。基本的な注意点がいくつかあります。

メッキをきれいに剥がしておく。

溶接する個所の隙間をできるだけ小さくしておく。

溶接する材料の脱脂。

溶接後の材料の反り。



切り出していった材料をどんどん溶接していきます。
溶接するコツがわからないと溶接棒と素材がくっついてしまいます。
また、素材同士の厚さが違ってもつかなかったり穴があいたりしてしまいます。
多少のコツをつかむまではきれいにつきません。練習あるのみです。



これくらいまでできてきたら持ち上げる高さを決めて受けになる部分の穴の位置を決定します。
ちなみに受けの部分と車輪の部分の穴は溶接後にボール盤で貫通させるようにあけました。
初めから穴をあけておいてから溶接してもかまいませんが左右の穴の位置がずれてしまったらアウトです。



前に作ったパイプベンダー、１８０度Ｕターンするようには曲がってくれません。
しょうがないから曲げていく内側に５ｃｍ間隔くらいでパイプ径の１／３位切り込みをいれてみます。
最初は切り込みの部分を溶接してみましたが隙間が大きい為に穴があいてうまく溶接できません。
丸く作る部分のパイプ径は１９φなので２２φのパイプを縦に３分割して細かく切ります。
これを切り込み部分を覆ってしまいようにしてくっつけてしまいました。



自分で使うもんだし、見た目より使い勝手が重要視されるので問題なし！
切り出したパーツ単位で考えてみると一番値段が高かったような気がするのはナイロンの４０φの車輪。
１個７８円（税込）しました。電気代を入れても１０００円かかっていないでしょう。

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