簡易フロントスタンド

今度はホームセンターで売っている鉄製のメッキパイプでフロントスタンドを作成。
しっかりした物は持っているもののちょっと持ち運びするにはでかすぎる。
タイヤの履き替えといずれ購入するウォーマーだけに絞ってせっせと作りこむ。

家にある材料が少なくなってきていたのでスーパービバホームに行ってちょこっとお買い物！



今回買ってきたものは25.4φのメッキパイプ：３ｍと１６ｍｍのボルトとナット各２個。
１番上の鋼材と車輪は猫又小屋にひそかに眠っていた物。
最初は適当な長さにパイプをカットしてナットを溶接してしまい大体の寸法をとってみる。
ナットの頭の六角の部分はフォーク下の穴に１部分だけが入り込むようにディスクグラインダーで丸く削る。
最初に持ち上げる部分だけを軽く当て、水平器でまっすぐにする。



その次に大体の長さで少し余裕を持って２本づつめっきパイプを切っていく。
いつものことだが実際の物が隣にあれば簡単に寸法取りして作ればいいのだがあるのは画像だけ。
ましてやパイプベンダーなどありゃしない。だから切った貼ったで作るしかない。
人間がいいかげんだから見た目なんか気にしないのである。
左が切り出した材料。大体イメージした形に並べてみる。最終的に短いのが１本増えるのだが・・・

一番重要視したのが垂直になる部分の角度。
部分的に溶接したあとに反対側が熱の関係で少しだけずれるときがある。
パイプとパイプの当たり面もグラインダーで丁寧に削りこんでいく。これが一番面倒くさかった。



左右のフォーク受けになる部分をしっかりと溶接しておく。
大き目の材料が無かったので３０ｍｍ×４ｍｍの鋼材を切り出して車輪の受け部分を溶接してしまう。
あとで溶接ビートをグラインダーで削ってしまえばなんの問題もないはずだ。
あるとすれば強度不足？ちょっと不安なところはあるけど・・・



左はすべての材料をくっつけ終わったところ。ただ、鉄なのですぐに錆びてしまうのが難点。
あまっていたペンキと捨てかけた刷毛で塗って完成です。

出来上がってから一度フロントを持ち上げてみると・・・あぅ・・・
垂直のボルトの頭の部分に少しズレが・・・
簡単に言うとタイヤがまっすぐなのにスタンドは少しだけ斜めを向くと言う感じ？
しか〜し、頭のボルトを少しだけ突き出してみたらＯＫ！でした。
何の問題もなくフロントタイヤが持ち上がってくれました。ヽ(^○^)/

※注意点
　どこかで現物を目にする方がいると思いますが必ず３ｍ以上はなれて御覧下さい。
　粗が見えて危険？かもしれません。

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