２００５年ＤＥ耐に向けて：其の壱

いつもお世話になっているＫ氏。
昨年、通勤で使っていたカブの寿命が近づいたのもあってＡＰＥ１００を購入表明。

Ｋ氏　「自分がＡＰＥを買ったら本当にＤＥ耐やるんですか？」
自分　「あたりまえじゃないですか！！！」

で、購入決定！

購入してからというものＫ氏、オークションで使えそうなものはとことんチェック。
とりあえずはＢｉｇキャブをゲット。メインジェットをそろえセッティングのため猫又家へ。
マフラーはノーマルに穴を空けた状態。
どうせなら！と息子のＡＰＥ５０のマフラーが余っていたのでまたまた工作開始。
とりあえずはサイレンサー内部がどうなっているのかを確認するためグラインダーで細かくカット。
サイレンサー内部のパイプとエンドの蓋になる部分はＫ氏の工場に持ち帰っていただきパンチング加工＆面取り。

カットした部品のうち使うのは�@〜�Cまで。
�@は５０でも１００でも径が同じだったので利用する。
�Aのパイプにはあらかじめステンメッシュの網を巻いておく。
これだけで消音材の飛散を少しでも少なくなる。
その上にスチールウールを巻き、グラスウールを巻く。
後はステンレス製の針金でぐるぐると。












そんなこんなで大まかに位置を合わせて溶接。
遊びで作ったもんだから超ショート管になりました。音は・・・心地良いサウンドだ〜！



この状態からメインジェットを交換してみること数回。
つけては専用コースにおもむき回転の上がり具合やら最高速などをチェックする。
とりあえずは回転がスムーズに、一番高い回転数になるところで完了とする。
Ｆ：１６Ｔ　Ｒ：３１Ｔ、この時点での最高速：１０１ｋｍ/ｈ

どうせレースをやるのならマシンに力が無い分、空力の恩恵はでかいだろうとフロントカウルの製作に入る。
ここからはすべてワンオフで作っていく。
いつものようにファルカタ材を組み合わせていき大体の形を作っていく。



大まかに木材用のディスクグラインダーで削り、オービルサンダーで表面をならしていく。
ボール状の形から周りを削っていきカウルらしい形に整えていく。
表面は出来るだけ滑らかに、そして球体のように平たい部分をなくしていく。



原型表面が仕上がったところでポリエステルテープを張り込みその上にＰＶＡを塗り、最後はワックスをかける。
ＰＶＡを塗りこまずにワックスだけで処理するとポリエステルテープの粘着が型に残ってしまう。
まあ、ワンオフだから１つ作れればいいのだけれど手順が少ない脳みその中に記憶されているので手抜きしない。
表面が完全に乾いたらガラスマットを樹脂で張り込んでいく。



樹脂が硬化して型から剥がした状態。
これがカウルになるのだから表面を削り込んでいき表
面を仕上げていく。これが一番大変。
後から削っていくことを考えて４５０番２層で作って
いったが曲面のため重ねた部分が多かったために３層
に近い厚さとなってしまった。

本番までにはまだまだ時間があるのでとりあえずこれ
で良しとしておこう。








以下、アンダーカウル、リアスプロケットガード、リアフェンダーの原型とゼッケンプレートをつけたもの。

















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